G3織機で作られた傑作!
豊田自動織機が1924年に開発したG型織機
停止することなく緯糸を補給して織る事が出来る
当時、画期的な織機で世界に輸出された名機である。
G型の3代目にあたるG3型織機は日本は勿論、世界にも殆ど残っておらず、私の知る限り10数台しか確認出来ない。
岡山県井原市の機屋にデニムを織れるG3織機とG3を操る事の出来る職人が存在することを発見した私達は、F.O.B FACTORYのオリジナルG3デニムを製作することに着手した。
まず、生地の一番大事な部分である原綿である。
世界各国に様々な綿の産地が存在するが、我々の哲学であるジーンズはアメリカで製作されたものであるがゆえに、他の産地で作られたものは、物が上質であろうが、超長綿であろうが(一概には言えないが繊維長の長いものが上質とされる。繊維長が短いものはその分、撚り回数を増やさないと一本の糸にならない為、硬くゴワゴワとした風合いになりやすい為。)使用するのは如何なものか?という所からアメリカコットン(米綿)を選び、アメリカの産地の中でも、上質な綿の産地”サンフォーキン綿”を取り寄せた。
またCOTTON USAの認証を取りこのデニムがアメリカコットンを100%使用した物である事を認定している。
ロープ染色は岡山の工場で、ピュアインディゴを使用し、深みのあるDEEP BLUEに染め
満足な糸が完成した。さてなぜG3の織機を使用する事が良いものか、という点だが、これは1点、極めてローテンションで織る事ができる点である。現在の大量生産品は高速織機では考えられない、縦糸を重りのグラムで調整し、緩やかにはり、緯糸は力織機なので当然シャットルが往復する。
1日フル回転で織り上げる事が出来るのはたった40yard前後である。
非常に不効率な作業だが、このローテンションのG3で織ると、手織りに近いような凹凸が現れる。
この凹凸感とザラザラとした手触りが表現できる唯一の力織機がこのG3なのである。
50年代の2ND TYPE JKをベースに伝統的なボックスシルエットを踏襲しつつ見直しシルエットを再構築。テーラードのエッセンスを取り入れ、作業着のデニムジャケットではなく袖は前振りに取り付け、細身の袖でも人間工学的に可動部の運動量を計算し動かしやすく、シルエットの美しさを両立しました。
但し、縫製は当時と同じ古いアメリカ製のUNION SPECIAL製のミシンでテンションを強くオールコットン糸で縫製する事で武骨さも出しています。付属のボタンもMADE IN USAのF.O.B FACTORY刻印入りスチールボタンを使用。
ビンテージデニムをそのまま再現ではなく新たにリファインしつつビンテージと見間違うほどの存在感を持つジャケットが完成しました。
brand / F.O.B FACTORY
item / F2378 G3 DENIM 2ND JK¥26,000- + tax
size / 36 38 40 42
※174cm58kgサイズ38でジャストフィットなサイズ感です
素材:コットン100% Made In Japan
SIZE
36
胸囲:約101cm裾周り:約90.5cm着丈:約58cm肩幅:約42.2cm
袖丈:約57cm袖幅:約19.5cm
38胸囲:約105cm裾周り:約94.5cm着丈:約60cm肩幅:約44.2cm
袖丈:約59cm袖幅:約20.5cm
40胸囲:約109cm裾周り:約98.5cm着丈:約62cm肩幅:約46.2cm
袖丈:約61cm袖幅:約21.5cm
42胸囲:約113cm裾周り:約102.5cm着丈:約64cm肩幅:約48.2cm
袖丈:約62cm袖幅:約22.5cm
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